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注文住宅のインテリアは「4つの鉄則」でおしゃれに仕上がる!コーディネートのポイント

注文住宅の内装デザインは、ちょっとしたコツを知るだけで驚くほどおしゃれに仕上がります。本記事では、東京23区・埼玉県多摩地区・青梅市で注文住宅の施工実績を豊富に持つ保坂建設株式会社が、失敗しない内装の決め方やおしゃれなインテリアの具体例、素材や色選びのポイントまで分かりやすく解説します。

 

目次


・注文住宅の内装をおしゃれに仕上げる鉄則4ステップ
・実例で見る!注文住宅のおしゃれなインテリアデザイン集
空間をアップグレードする+αの応用テクニック
後悔しないために知っておきたい、内装デザインの注意点
まとめ:インテリアコーディネートで家族だけの理想の注文住宅を

 

注文住宅の内装をおしゃれに仕上げる鉄則4ステップ


白い壁と明るい木目フローリングが広がる、開放的なLDKの施工事例

注文住宅は、家族のこだわりを取り入れた世界にひとつだけの理想の住まいを建てられるのがメリットです。
長く快適に、そして飽きずに暮らせるインテリアコーディネートを実現するためには押さえておくべきポイントがあります。
ここでは、その「4つの鉄則ステップ」をまとめました。

 

Step 1. みんなの「好き」を集めて全体のテーマを決める


自然素材の温もりと洗練されたデザインが融合した住宅の施工事例

最初に大切なのが、家族全員で「どんな雰囲気の家がいい?」とイメージをすり合わせることです。新しい家にどんな気持ちで帰ってきたいか、どんな時間を過ごしたいかを話しましょう。たとえば―

・ナチュラル…木目や自然素材を活かし、明るくやさしい色合いでまとめた空間。家族がリラックスできる温もりがあり、長く住んでも飽きにくいのが特長です。

・モダン・シンプルモダン…直線的なデザインとグレー・白を基調にした都会的な雰囲気。すっきりとした印象で、掃除や整理整頓がしやすく、生活感を抑えたい方におすすめです。

・北欧風…明るい配色と機能的な家具、あたたかみのある素材を組み合わせたスタイル。シンプルながらも個性が出しやすく、家族の団らんや子ども部屋にも人気です。

・和モダン…畳や障子など和の要素を取り入れつつ、現代的なデザインと融合。落ち着きと洗練を両立でき、幅広い世代に支持されています。

・インダストリアル…アイアンやコンクリート、無垢材など素材感を活かした無骨なデザイン。個性的で趣味の空間づくりにも最適です。

お気に入りの写真を見せ合いながら「自分たちらしさ」のヒントを探すのも楽しい時間。初めに全体像をイメージしておくことで、後々の選択もぐんとスムーズになります。

 

Step 2. 空間をおしゃれにまとめる「配色の黄金比」


ツートーンカラーの壁、明るい木目調フローリングが特徴的なモダンな室内

次にポイントになるのが「色づかい」のバランス。
どんなに素敵な色も、バラバラに使うとごちゃごちゃした印象に。プロも実践するのが、ベースカラー70%・メインカラー25%・アクセントカラー5%という配色比率です。

・ベースカラー(70%)…お部屋の広い面積(壁・床・天井など)。白や明るいベージュが無難ですが、木目を活かしても◎。

・メインカラー(25%)…カーテンや大型家具で空間全体の印象を調整します。

・アクセントカラー(5%)…クッションや雑貨、小物で個性や遊び心を演出。

まずはベースを決めて、あとから部分的に色を足していけば失敗しにくくなります。
家族それぞれのお気に入りカラーを話し合い、「この色はこの場所で使う」と事前にイメージしておくと、統一感のあるおしゃれなインテリアになりますよ。

 

Step 3. 快適さを左右する「素材選び」のコツ


モダンなグレーの壁と石目調の床が特徴的な洗面スペースの施工事例

意外と重要なのが、毎日素足で歩いたり手でふれたりする「素材」です。
家の床や壁、テーブル天板など広い面積に使うものは、見た目だけでなくお手入れや耐久性も要チェック。

・床材選び
木目の表情や踏み心地は空間の印象を大きく左右します。

・壁紙選び
まずは空間全体の色やトーンに統一感を持たせることが大切です。その上で、一面だけ異なる質感のアクセントクロスを取り入れると、お部屋がぐっと洗練された印象になります。
ただし、複数のクロスを貼り分けして多用すると、壁紙の境界線(見切り)ができてインテリアが不自然になってしまうこともあります。全体的なバランスを見てコーディネートするのがポイントです。

・水まわりの素材
キッチンや洗面所には、汚れや水に強いパネル素材を選ぶと、お手入れが簡単でデザイン性も高まります。

・機能性壁材
最近は、デザイン性の高い調湿・消臭効果のある壁材も。(例:エコカラット)デザインだけでなく、家族の健康や環境にも配慮できます。

床や壁など、一部分に木の質感を持つ素材を取り入れると、ぐっと高級感が増します。
例えば、表面に天然木を貼り合わせた「突板(つきいた)」の床材は、無垢材のような美しい風合いを楽しみつつ、反りや傷に強くメンテナンスがしやすいのが特長です。

インテリアのテーマやご家庭の生活スタイルに寄り添った素材を選ぶことで、「暮らしやすさ」と「おしゃれ感」の両立ができます。

 

Step 4. 家具・建具で“わが家らしさ”をトータルコーディネート


木目調の天井と明るいフローリングが特徴のモダンなキッチン。

最後の決め手になるのが「家具」と「建具(ドア・扉)」の選び方です。
間取りやご要望に合わせてつくる「造作家具」は、細かいサイズや棚の高さまでぴったり設計できて、長く大切に使えます。
また予算を抑えるなら、置き型家具や既製品でも色味や質感、取っ手などの細部にこだわるだけで個性豊かな空間になります。

家具やドアの色や雰囲気を全体でバランスよく揃えることで、おしゃれさもぐっとアップします。お子さんの成長や家族の趣味も反映しながら、家族ごとのとっておきの空間を完成させてください。

 

実例で見る!注文住宅のおしゃれなインテリアデザイン集


ここからは、実際の施工事例をもとに「注文住宅 内装 デザイン」をおしゃれに仕上げるための具体的なポイントや工夫を、写真付きで分かりやすくご紹介します。

 

落ち着きのある木目が迎える、玄関インテリア


落ち着いた木目調の扉、天井のダウンライトがモダンで温かい雰囲気を醸し出す玄関・廊下デザイン

深みのあるウォールナット調の引き戸と建具を組み合わせることで、帰宅した瞬間にほっとする温かみと上品さを両立させています。間接光を抑えたダウンライトを天井に配置することで、木目の表情が穏やかに浮かび上がり、狭い玄関でも奥行き感が生まれます。

▼詳しい施工事例はこちら
https://hosakakensetsu.com/works/766/

 

白を基調に質感で魅せる、光をまとったリビングダイニング


白を基調としたモダンなリビングダイニングキッチン。

ホワイトのキッチンを中心にした、光沢のある大理石調の床を採用したリビングインテリアです。キッチンの真鍮色の取っ手が、クラシックな表情を演出するアクセントになっています。
ダイニングチェアはくすんだピンクのファブリックでコーディネート。素材は光沢のある床、やわらかなファブリック、金属の輝き、繊細な壁面といった異なる質感を重ねることで、単色でも奥行きと温かみが感じられるインテリアに仕上がっています。

▼詳しい施工事例はこちら
https://hosakakensetsu.com/works/1096/

 

コンクリート風壁と木質素材を組み合わせたインテリア


コンクリート風壁が印象的な施工事例

コンクリート調の壁面と温かみある木目の床・建具を組み合わせた事例です。
床は幅のある褐色系フローリングを採用し、都会的でありながら視覚的な温かさも感じられます。建具や収納扉を同系色で揃えることで空間に統一感が生まれます。

▼詳しい施工事例はこちら
https://hosakakensetsu.com/works/1382/

 

石壁と木天井が織りなす、上質な落ち着きのあるリビング


左手にはアクセントウォールと木製のローボード、上部には間接照明。ダークブラウンの木目天井にはダウンライトと、中央にオレンジ色のペンダントライトが吊るされている。開放的で洗練されたインテリアデザイン。

まず目を引くのは、表情豊かな石貼りのアクセントウォールと落ち着いた木目天井のコントラストです。
石の凹凸が陰影をつくり、天井の横張りの木目が奥行きを強調しているため、空間に自然な重心と落ち着きが生まれます。
床は明るめトーンのタイルを採用し、視覚的な広がりをもたらしつつ、天井と建具は落ち着いたダークトーンの木目を採用することで、空間に締まりが生まれます。

▼この事例の他の写真はこちら
https://hosakakensetsu.com/works/1374/

 

深みのあるモノトーンでつくる落ち着きのある洗面脱衣室


モダンな洗面所と浴室のリフォーム施工事例。

濃い大理石調の床と浴室パネルが空間に奥行きを生み、木目の洗面カウンターが温もりを添えています。
半透明の引き戸でドライ空間とウェット空間をゆるやかに仕切り、視線の抜けとプライバシーを両立。
小窓から入る自然光が黒に近い素材の陰影をやわらげ、間接照明と組み合わせることで夜も落ち着いた雰囲気になります。

▼この事例の他の写真はこちら
https://hosakakensetsu.com/works/980/

 

白×木×アイアンでつくるカフェ風LDK


吹き抜けとアイアン手すりのスケルトン階段が空間のアクセントとなり、モダンで統一感のあるLDKの施工事例。

白いサブウェイタイルの腰壁とブラックがアクセントカラーになったLDKのインテリア。
明るいベースカラーにより空間が広く感じられ、木の質感が温かみを与えてくれます。
そこに黒いアイアン手すりや照明器具、ダークトーンのレザーソファを取り入れることで、空間がグッと引き締まります。


▼この事例の他の写真はこちら
https://hosakakensetsu.com/works/4/

 

三角屋根の天井と壁全体に、木を取り入れたリビングインテリア


木材の天井とグレーの床が特徴的なモダンなLDK

床は目地の少ない大判タイル調で仕上げ、素足で歩いたときの心地よさと、お手入れのしやすさを両立。
中央にペンダント照明を重ね、壁面には間接照明やアクセント照明を組み合わせることで、昼は柔らかな光、夜は落ち着いた雰囲気と、時間帯ごとに異なる表情が楽しめます。

▼この事例の他の写真はこちら
https://hosakakensetsu.com/works/1246/

 

空間をアップグレードする+αの応用テクニック


基本が固まったら、さらに個性をプラスしたい!と思う方も多いはず。ここでは、すぐできる+αのアイデアや、家族みんなが楽しく過ごせる工夫をご紹介します。ちょっとした工夫で暮らしが楽しく、おしゃれ感もぐんとアップしますよ。

 

・自然光で「明るさ」を確保


自然光で明るい空間の廊下の施工事例

毎日の暮らしに欠かせない「光」。大きな窓から自然光をたっぷり取り込むと、お部屋が明るく、家族みんなが集まりたくなる空間になります。
たとえば、リビングに南向きの掃き出し窓を設けたり、吹き抜けや高窓を活用して光を上下階に届ける工夫もおすすめです。

 

・照明で「温もり」を演出


木目調天井と石材調アクセントウォールが特徴のモダンなLDK

リビングダイニングやキッチンにはペンダントライトや間接照明を取り入れることで、時間帯やシーンに合わせて雰囲気を変えられます。
調色・調光機能付きライトを取り入れると、朝と夜、家族それぞれの時間の過ごし方に合わせた明かりが選べます。

 

・アクセントクロスを活用


「空間に個性を出したい…」という時は、壁紙やアクセントクロスの活用がおすすめです。

例えば、以下のような活用方法があります。
・リビングの一面を思い切って違う色や柄に
・子ども部屋はお子さんの成長や好みの変化も楽しめるデザインを
・トイレやキッチン裏など小さな空間で“遊び心”をプラス

仕切り壁を設けなくても、アクセントクロスを活用することで空間をゆるやかにゾーニングできます。一部分のみの施工ならコストも抑えられ、将来的な張り替えも手軽に行えます。

 

・その空間にあった空間づくりをする


お部屋ごとにちょっとした工夫を加えるだけで、暮らしの“幸せ感”もアップします。
具体例は下記の通りです。

・リビング…家族が自然と集まる空間。家具は動線を妨げない配置にし、木目やファブリックなど素材感を活かすとおしゃれ度がアップします。アクセントになるラグや観葉植物で個性も演出できます。

・キッチン…使い勝手とデザイン性を両立。収納扉や家電の色味を統一し、タイルやパネルなど素材選びにもこだわると、見せるキッチンに。家族のコミュニケーションが生まれるカウンターもおすすめです。

・寝室…落ち着きと快適さを重視。間接照明や自然素材のカーテンでやさしい雰囲気にまとめ、壁紙やベッドリネンで季節ごとの変化を楽しめます。シンプルな配色で長く飽きずに過ごせます。

・トイレ…限られた空間でも壁紙や床材で遊び心をプラス。消臭・抗菌など機能性素材を選びつつ、アクセントクロスや小物でおしゃれな印象に仕上げると、毎日の使い心地が向上します。

・ウォークインクローゼット…収納力と動線を意識した設計がポイント。棚やハンガーパイプの高さを家族構成に合わせて調整し、明るい照明や通気性の良い素材を選ぶことで、快適で使いやすい空間になります。

どの空間も「どんな風に過ごしたいか」を大切に、お子さんやご夫婦のライフスタイルを一緒に考えながら理想の空間をつくってみてください。

 

後悔しないために知っておきたい、内装デザインの注意点


白い壁と明るい木目フローリングが特徴で、大きな窓から自然光が差し込む開放的なLDKの施工事例。

注文住宅は自由度が高い分、迷いやすいポイントもたくさん。「せっかくの家づくりで後悔したくない…」そんな思いを叶える、インテリアコーディネートの注意点と対策をまとめました。

 

・好きな色や素材を詰め込みすぎて統一感が失われる


→家全体のインテリアテーマやテイストを最初に決め、素材や色はその方向性に沿って家族で共有・選定しましょう。イメージボードを作成し、空間ごとのつながりを意識すると統一感が生まれます。

 

・収納計画が不十分で生活感が出やすい


インテリアの雰囲気を損なわないよう、動線や持ち物に合わせて収納の位置やデザインを計画しましょう。造作収納や見せる収納を活用すると、空間の美しさと実用性を両立できます。

 

・採光・照明計画が後回しになり暗い空間に


インテリアの印象を左右する採光や照明は、間取りと同時に検討しましょう。自然光の入り方や照明の色・配置を工夫することで、各空間のつながりやおしゃれな雰囲気が引き立ちます。

・将来のライフスタイル変化を見越した設計ができていない


家族の成長や暮らしの変化に合わせて、インテリアや間取りが柔軟に対応できる設計を意識しましょう。可動式の間仕切りや多目的スペースを取り入れることで、長く快適な住まいを実現できます。

 

まとめ:インテリアコーディネートで家族だけの理想の注文住宅を


左手には大容量の造作本棚、中央には階段、右手には大きな窓が配置され、自然素材を活かしたモダンな注文住宅の施工事例。

注文住宅の内装デザインには唯一の正解はありませんが、ご家族それぞれの「好き」やこだわりを大切にすることで、世界にひとつだけのおしゃれで快適な空間が実現します。

保坂建設では、年間100棟以上の施工実績と、大手ハウスメーカーの現場も手がける確かな技術力をもとに、プロの建築士やインテリアコーディネーターと連携しながら、お客様のご要望に本当に寄り添ったご提案を行っています。

初めての家づくりやリフォームでも、納得いくまで打ち合わせを重ね、ご家族に最適な内装デザインをサポートいたします。ぜひ本記事の内容を参考に、「わが家らしい」インテリアコーディネートを見つけてください。

<執筆・監修>
保坂建設 株式会社

東京都青梅市に本社を構え、多摩地区を中心に東京23区、埼玉県(一部)で注文住宅を手がける建設会社です。大手ハウスメーカーの指定工事店として年間100棟以上の新築施工実績を誇り、その高い技術力で理想の住まいづくりをサポート。
土地探しから、外部の建築士やインテリアコーディネーターと連携した専門的な家づくりまで、お客様一人ひとりに寄り添った提案をいたします。

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