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玄関ポーチの「雨よけ」設置で快適に。種類別メリット・デメリットも解説

雨の日に両手が荷物でふさがっているとき、玄関前で傘をさしながら鍵を開けるのに苦労した経験はないでしょうか。そんな日々のちょっとしたストレスを軽減してくれるのが、玄関ポーチの「雨よけ」です。

本記事では、東京23区・多摩地区・青梅市で注文住宅の施工実績を豊富に持つ保坂建設株式会社が、玄関まわりの快適性を大きく左右する雨よけについて、その役割や設置するメリットを詳しく紹介します。

一軒家の屋根付き玄関ポーチのイメージ

<本記事でわかること>
・玄関ポーチの雨よけ(ひさし等)は、どのスタイルがいいのか
・雨よけの種類別メリット・デメリット
・建ぺい率(建築基準法)などの法規制と注意点
・新築・後付け(リフォーム)にかかる具体的な費用相場と予算の目安

 

目次


玄関ポーチの「雨よけ」とは?知っておきたい基礎知識
玄関ポーチに屋根をつけて雨よけするメリットは?
【種類別】玄関の雨よけの特徴とメリット・デメリット
失敗しないデザインは?玄関ポーチに屋根をつける際のポイント3つ
玄関の雨よけ設置を決める前に知っておくべき注意点
まとめ|雨よけを上手に取り入れて、快適で長持ちする玄関まわりに


 

玄関ポーチの「雨よけ」とは?知っておきたい基礎知識


戸建て住宅の玄関に設置されている庇屋根

玄関ポーチの雨よけ(庇)は、住まいの快適性や耐久性を左右する重要な設備です。まずは、雨よけが持つ基本的な役割と機能について確認していきましょう。

 

そもそも玄関に設置する雨よけ(庇・ルーフ)の役割とは


玄関ポーチの「雨よけ」とは、玄関ドアの上部や周囲に設置される屋根、
いわゆる「庇(ひさし)」や「ルーフ」のことです。近年は軒(のき)が短いスタイリッシュなデザインの住宅が増えており、新築時に雨よけが設置されていないケースも珍しくありません。

しかし、雨よけは雨や強い直射日光から玄関まわりを物理的に保護してくれるメリットがあります。
これから新築を検討される方や、玄関まわりのリフォームをお考えの方は、雨よけができる玄関ポーチの屋根の設置を計画に組み込むことがおすすめです。

 

玄関ポーチに屋根をつけて雨よけするメリットは?


屋根付き玄関 一戸建て住宅

玄関ポーチに雨よけを設置することは、日々の暮らしに多くの利便性をもたらします。ここでは、生活の快適性向上や建物の保護につながる具体的なメリットを解説します。

 

帰宅時や荷物が多い時でも雨に濡れずスムーズに出入りできる


雨よけを設置する生活上の最も大きなメリットは、悪天候時でも濡れずに玄関の出入りができることです。

両手にたくさんの買い物袋を抱えている時や、小さなお子様を抱っこしている時など、傘をさしたまま鍵を取り出してドアを開けるのは一苦労です。十分な雨よけスペースがあれば、傘を閉じてから荷物を置き、ゆっくりと鍵を探す余裕が生まれます。また、来客時にお客様を雨の中で待たせることもなくなり、ベビーカーの出し入れや濡れたレインコートを脱ぐ際の一時的なスペースとしても大活躍します。

 

紫外線や雨水から玄関ドア・外壁を守り劣化を防ぐ


雨よけは、人間だけでなく建物そのものを守るという大切な役割も果たしています。玄関ドアや外壁は、常に風雨や紫外線にさらされているため、時間の経過とともにどうしても劣化が進んでしまいます。

例えば、木製の玄関ドアは雨水によって腐食しやすくなり、金属製のドアであってもサビや色褪せの原因となります。雨よけを設置して直射日光や雨が直接当たるのを防ぐことで、これらの劣化スピードを遅らせ、美しい外観を長持ちさせることができるのです。結果として、将来的なメンテナンス費用の削減にもつながります。

 

上からの視線を遮り、玄関まわりのプライバシーを守る


玄関は道路や隣家に面していることが多く、ドアを開け閉めする際に「家の中が見えないか」「ご近所からの視線が気になる」という方もいるでしょう。

少し深めの雨よけを設置することで、上階の窓や隣家からの視線を自然に遮る「目隠し」としての効果が期待できます。機能性だけでなく、家族のプライバシーを保護し、心理的な安心感を得られる点も大きなメリットです。

 

【種類別】玄関の雨よけの特徴とメリット・デメリット


玄関の雨よけは、大きく分けて「壁付け型」と「独立型」の2つの設置スタイルがあります。それぞれの構造による特徴やメリット・デメリットを比較し、住まいに合うタイプを見つけてみてください。

 

外壁に固定する「壁付け型(庇)」のメリット・デメリット


「壁付け型」は、玄関ドア上部の外壁に直接固定するタイプや、建物の躯体から張り出したタイプなど、最も一般的に普及しているスタイルの雨よけ(庇)です。

壁付け型(庇)玄関ポーチのイメージ図

<メリット>
柱を必要としないため省スペースで設置でき、玄関まわりの足元がすっきりと保たれます。人の出入りやベビーカーの移動、自転車の駐輪などの邪魔にならず、限られたスペースを有効活用できるのが最大の魅力です。

<デメリット>
外壁に直接ビスなどで固定するため、雨水が侵入しないよう適切な防水処理が必須となります。また、後付けの場合は外壁内部の柱(下地)の位置に合わせて設置しなければならず、強度の問題から極端に大きなサイズや重量のある屋根は取り付けられない場合があります。

このように、壁付け型はスペースを圧迫しない反面、外壁への施工が伴うため、信頼できる施工業者に依頼し、確実な防水処理や下地の確認を行ってもらうことが重要です。

 

柱で屋根を支える「独立型」のメリット・デメリット


「独立型」の雨よけは、外壁に固定するのではなく、地面に柱を立てて屋根を支えるタイプのことです。カーポートやテラス屋根のような構造をイメージすると分かりやすいでしょう。

独立型玄関ポーチのイメージ図

<メリット>
建物の外壁に穴を開けたり傷つけたりすることなく設置できる点が最大の魅力です。また、強度を確保しやすいためサイズを大きく取りやすく、自転車置き場も兼ねるなど、広いスペースをしっかりと雨から守りたい場合にも柔軟に対応できます。

<デメリット>
屋根を支えるための柱を立てるスペースが玄関ポーチやアプローチに必要となります。柱の位置によっては生活動線が悪くなったり、玄関まわりに圧迫感が出たりする可能性があるため、設置前の綿密なシミュレーションが欠かせません。
また、壁付け型と比べて建ぺい率への影響が大きくなりやすい点もデメリットのひとつです。
独立型を選ぶ際は、外壁を傷つけない安心感や広いスペースを確保できるメリットを活かしつつ、柱が日々の動線の妨げにならないか、実生活を具体的にイメージして配置を決めることが成功のポイントです。

 

屋根材による「雨音」の違いにも注意が必要


設置スタイルとあわせて考慮したいのが、屋根材の素材です。ポリカーボネートやアルミなど様々な素材がありますが、素材によって「雨音の響きやすさ」が異なります。

特に玄関のすぐ上に寝室がある間取りなどの場合、アルミなどの金属製の屋根はバラバラと雨音が響きやすい傾向があります。音が気になる環境であれば、防音材がついたタイプを選ぶか、雨音が比較的静かな素材を検討するなど、住環境に合わせた工夫が必要です。

 

失敗しないデザインは?玄関ポーチに屋根をつける際のポイント3つ


満足のいく玄関まわりを実現するためには、デザインと実用性の双方からアプローチすることが大切です。ここでは、失敗を防ぐために押さえておきたい選び方のポイントをまとめました。

 

1.住宅の外観や外壁のテイストに調和するデザインにする


東京都青梅市 保坂建設の新築一軒家(屋根付き玄関ポーチが特徴)

玄関は「住まいの顔」とも呼ばれる場所であり、雨よけのデザインは家全体の印象を大きく左右します。そのため、建物の外観テイストにしっかりと調和するための工夫がポイントです。

例えば、シンプルモダンな家にはシャープなアルミ素材を、温かみのある南欧風の家には木目調の装飾を施すなどすると、統一感が生まれます。
外壁の色や玄関ドアの素材とのバランスを見ながらトータルコーディネートをしてみましょう。

 

2.雨に濡れないために適切なサイズ(出幅・横幅・高さ)を見極める


東京都青梅市 保坂建設の屋根付き玄関ポーチ

雨よけのサイズ選びは、実際の使い勝手に直結する非常に重要なポイントです。

・出幅と横幅
傘をたたむ動作を考慮すると「出幅(壁からの奥行き)」はできれば120cm〜150cmほどあると安心です。

・高さ
見落としがちなのが設置する「高さ」です。高すぎると雨風が吹き込みやすくなり、低すぎると背の高い人が圧迫感を感じたり、外開きの玄関ドアが屋根にぶつかってしまう危険があります。
ご家族の身長やドアの開閉軌道をシミュレーションし、最適なサイズを見極めましょう。

希望通りのサイズを設置できるかどうかは、後述する「建ぺい率」などの条件に関わってきます。条件を考慮した上で、最適なサイズを設計する方法が一般的です。

 

3.設置後の玄関まわりの日当たりや風通しへの影響を考慮する


雨や日差しを遮るというメリットがある反面、大きな雨よけを設置することで、玄関まわりの環境が変化してしまうことにも注意が必要です。

特に出幅の大きい屋根を取り付けると、玄関ドアやポーチに光が届きにくくなり、昼間でも薄暗く感じてしまうことがもあります。
日当たりへの影響が心配な場合は、ポリカーボネートなどの光を通す半透明の素材を屋根材に選ぶのがおすすめです。設置後の日照や風通しがどう変わるのかをイメージし、素材やサイズを調整して快適な空間を維持しましょう。

 

玄関の雨よけ設置を決める前に知っておくべき注意点


玄関ポーチに屋根をつける場合、計画を進める前に確認しておくべき法的な制限や環境への影響があります。事前に知っておきたい注意点を見ていきましょう。

 

1.建ぺい率など建築基準法の制限に引っかかる可能性を確認する


建ぺい率

前の項目で「出幅は120cm〜150cmあると安心」とお伝えしましたが、設置サイズによっては建築基準法(建ぺい率)の制限に引っかかる可能性があります。プランニングの際は以下のルールに注意が必要です。

・壁付け型(庇)
外壁からの突出が1m未満であれば建築面積に算入されません。1m以上突き出る場合は、庇の先端から1m後退した線より内側(外壁側)の面積が建築面積に算入されます。

・独立型
柱と屋根を持つ構造のため、原則として建築面積に算入されます。ただし、要件を満たす場合は、先端から1m以内の部分が建築面積に算入されない緩和措置もあります。

敷地の建ぺい率ギリギリで家を建てる場合、大きな雨よけを設置すると規定をオーバーし、法律違反となってしまう恐れがあります。余裕がない敷地では、庇の出幅を短くする、あるいは全体のサイズを小さくするなどの判断が、設計士により必要になる場合があります。

そのため、「玄関周りのデザインや使い勝手にこだわりたい!」という場合は、後から制限にかからないよう、家づくりの初期の打ち合わせ段階で設計士に相談しておくことをおすすめします。

 

2.設置や後付けにかかる費用相場を把握し予算の目安を立てる


家にかかる費用算出を表したイメージ

雨よけの設置費用は、選ぶ設置スタイルやサイズ、素材によって異なります。計画段階からおおよその費用相場を把握し、予算に組み込んでおくことが大切です。

<新築時に建物と一体化させる庇(壁付け)>
新築工事の一部として同時施工するため、【数万円〜20万円程度】が目安です。建物のデザインに合わせた特殊な素材を選んだり、サイズを大きくしたりするとさらに費用がかかります。

<リフォームで後付け用の既製品を設置>
【10万円〜30万円程度】が目安です。これには既製品のアルミ庇などの商品代と、外壁への取り付け施工費が含まれます。

<柱を伴う大型の独立型ルーフを設置>
【20万円〜50万円以上】が目安です。基礎工事が必要になる分、壁付け型よりも工期と費用がかかる傾向にあります。

※費用は施工業者・サイズ・素材により大きく異なります。必ず見積もりを依頼して内容を比較したうえでご判断ください。

 

まとめ|雨よけを上手に取り入れて、快適で長持ちする玄関まわりに


東京都青梅市 保坂建設の新築一軒家(屋根付き玄関ポーチが特徴)

玄関ポーチの雨よけは、雨の日の出入りを快適にするだけでなく、建物を紫外線や雨水から守る重要な役割があります。
設置スタイルやサイズ、デザインによって使い勝手が大きく変わるため、生活動線や法規制を考慮しながら、住まいに最適なものを選ぶことが大切です。

保坂建設では、お客様のライフスタイルに合わせた丁寧な打ち合わせを大切にしています。玄関まわりの工夫をはじめ、注文住宅の家づくりに関するお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。

▼保坂建設の家づくりに関するご相談・お問い合わせはこちら
https://hosakakensetsu.com/contact/

▼公式Instagramにて施工事例やルームツアーを更新中!
https://www.instagram.com/hosakakensetsu/

<執筆・監修>
保坂建設 株式会社

東京都青梅市に本社を構え、多摩地区を中心に東京23区、埼玉県(一部)で注文住宅を手がける建設会社です。大手ハウスメーカーの指定工事店として豊富な新築施工実績を誇り、、その高い技術力で理想の住まいづくりをサポート。
土地探しから、外部の建築士やインテリアコーディネーターと連携した専門的な家づくりまで、お客様一人ひとりに寄り添った提案をいたします。
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