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シロアリ

第6回 シロアリ

  • みなさんは「シロアリ」をご存知ですか?




シロアリは木造家屋などに棲みつき、木材を食い荒らす害虫です。

場合によってはコンクリートやプラスチック、動物の死骸を食べる事もあります。

普段なかなか目にする事のない虫ですが、実は日常に潜んでいるんです。

 

シロアリは非常に光に弱い生物で、土の中や床下内部など暗い場所に生息しています。

人の目につく場所には出てこない為、普通に生活をしているだけでは被害に遭っていても気付くのは難しいです。冬眠はせず一年を通して活動していますが、春(4月〜6月頃)はハネアリとなって地中に出てくる為、そこで初めて被害に気付くケースが多いです。



  • シロアリを見つけるポイントは「蟻道」


シロアリは光に弱いので地上に出てくる際は、土を固めた「蟻道」と呼ばれるものをつくりその中を通って移動します。蟻道の中はシロアリが過ごしやすい温度、湿度に保たれているため、通気が取れている乾燥した床下であってもシロアリは上がって来ることが出来ます。

 

  • シロアリはどのようにして建物に侵入してくる?


主に基礎コンクリートや配管の継ぎ目などから侵入します。

水分があってジメジメした場所を好むので台所やお風呂などの水周り、また玄関もシロアリ被害に遭いやすい箇所です。玄関はタイルの下から侵入するため、蟻道が分かりません。木枠やかまちで被害に遭ってはじめて分かります。





 

  • シロアリ被害の影響は?


シロアリ被害は深刻なものになると、住宅の耐力低下の原因にもなりかねません。

地震での建物倒壊にシロアリ被害の有無が大きく影響していたとも言われています。

シロアリ被害は気付くまでに時間がかかる為、気付いたら被害が広がっていて大規模な修繕工事が必要となるケースもあります。





 

  • シロアリから建物を守る為に


シロアリが出たら工事をすれば良いという考えの方もいらっしゃるかもしれません。

ただご自身の生活を守る為にも、被害に遭ってから「駆除工事」を行うのではなく

被害に遭う前に「予防工事」を継続して行いシロアリを建物に入れないという事が大切です。

 

ご自宅のシロアリ保証は継続して行なっていますか?

床鳴りがするなど、怪しい箇所はないですか?

まずは専門業者に依頼して、ご自宅の床下確認を行うことをお勧めいたします。

 

㈱アイジーコンサルティング

点検方法の詳細はこちらをご確認ください。

https://cs.ig-consulting.co.jp/service/protection/



 

日本しろあり対策協会 シロアリQ&Aより

薬剤の有効期限は5年です。

(協会では5年を超えて長期間有効な薬剤は環境によくないと考えています。そのため認定する薬剤の有効期間は5年になっています。)

5年を過ぎたからといってすぐに被害が出るわけではありませんが、シロアリを確実に防ぐには再施工をお勧めします。

 
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